最終更新日: 2026-08-04

愛知県名古屋市南区

【名古屋市南区】内壁から水漏れ。配管穴のパテ未施工を確認した事例

室内機本体ではなく、配管穴付近の壁がぬれる。室内側・室外側とも穴埋めがない状態を確認した施工事例です。

前面カバーを外した壁掛けエアコンの室内機全体と右側の配管まわり

この記事の答え

名古屋市南区のこの事例では、エアコン配管を通す壁穴が室内側・室外側ともパテで塞がれていませんでした。湿った空気が壁内へ入り、冷房で冷えた配管まわりで結露して、内壁側の水漏れにつながったと判断しました。室内機やドレンホースから漏れていない場合も、配管穴まわりを確認します。

確認ポイント

  • 水が出たのは室内機ではなく配管穴近くの内壁
  • 室内側・室外側の両方でパテ未施工を確認
  • 壁内の湿気と冷えた配管が結露につながった
  • 今回の原因を全ての水漏れへ当てはめない

今回の施工写真

室内機右側の下部にある配管穴まわり。断熱された配管とケーブルが見える
室内側の配管穴まわり。配管と壁の隙間の処理状態を確認しました。
前面カバーを外した壁掛けエアコンの室内機全体と右側の配管まわり
前面カバーを外した室内機全体。右側の配管経路も確認しました。

水の出どころが、室内機ではなかった

今回ぬれていたのは、室内機の吹き出し口や本体の底ではなく、配管が壁を抜ける付近の内壁です。冷房中に壁紙がぬれ、室内側へ水が出ていました。位置が違ったため、ドレンホースだけを疑わず、配管穴の内外を確認しました。

室内側にも室外側にも、穴埋めがなかった

確認すると、配管と壁の隙間は室外側で塞がれておらず、室内側にもパテ処理がありませんでした。今回の現場で実際に確認できた施工状態です。これは全ての内壁の水漏れが同じ原因という意味ではなく、漏れる位置から確認範囲を決める必要があります。

湿った空気が壁内で結露したと考えた理由

冷房運転中の冷媒配管は周囲より冷たくなります。穴が開いたままだと湿った空気が壁内へ入り、冷えた配管や周囲で水滴になることがあります。この現場では、穴の状態と水が出た位置を照合し、壁内の結露水が内壁側へ出たと判断しました。

配管穴の処理は、見える隙間だけの問題ではない

メーカーの据付説明書でも、壁穴まわりはシーラパテなどで塞ぐよう案内されています。補修時は、穴埋めだけでなく、配管の断熱、ウォールキャップ、屋外側の雨仕舞い、ドレン排水も一緒に確認します。壁内がぬれている場合は、乾燥や内装の確認が必要になることもあります。

自分で行うのは、止めて記録するところまで

水がコンセントや家電に届きそうなら運転を止め、床と家具を保護します。室内機全体、ぬれている壁、室内側の配管穴、屋外側の配管出口を撮影します。壁を開ける、配管を動かす、高所で穴を埋める作業は、配管や電線を傷めるおそれがあるため行いません。

具体的な作業を相談したい方へ

写真や状況を送ると、必要な作業を整理しやすくなります。

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